コンクリート二次製品とは
コンクリートを原材料とし、工場で製造した製品のこと。プレキャストコンクリートともいわれます。工場で作るので品質管理が均一で高品位な物が作れます。建設現場でのコンクリート打設や養生の必要が無く工期の短縮、コスト圧縮が可能です。
道路側溝・・・U字溝、M型側溝(当社オリジナル)、消雪ブロックなど
水路・・・大型フリューム、法面パネルなど
その他・・・集水桝、防草パネル、L型擁壁、積みブロックなど
L型擁壁
U字溝
コンクリート二次製品の特長
メリット
- 天候に左右されない⇒高品質・高強度の製品を提供
- 同じ型枠により同一製品の製造が可能⇒部材の安定供給・品質確保
- 製品の運搬・設置による施工性向上⇒工期短縮
- その他、製作ヤード不要、型枠ゴミの抑制など
デメリット
- 規格にあった製品がない場合がある
- 量産に見合わない現場への対応⇒コスト高
- 接合部への配慮が必要
JIS認定取得済み
製造工程と品質検査
コンクリート二次製品には複雑で様々な製造工程があります。中島建設では各工程において厳密な検査を実施しています。
STEP.1
材料計量・練り混ぜ
検査
材料受け入れ・保管
STEP. 2
型枠組立
組み立てた型枠に鉄筋等を配置します。
検査
STEP.3
コンクリート打設
生コンを投入機により打設。振動機で締め固めを行いコンクリート内の空気を抜く。
STEP.4
上面仕上げ
上面が均一になるようコテでならす。
STEP.5
蒸気養生
養生室で蒸気養生を行う。養生室の温度や養生時間は自動でコントロールされている。
STEP.6
製品脱型
製品を型枠から外す。
検査
STEP.7
製品表示
製品呼び名・製造日などを印字する。
STEP.8
二次養生
ヤードで完成品を養生、保管する。
検査
中島建設製
コンクリート 製品出荷